「自分はイエベだから、この色は似合わない・・・」と諦めてしまった経験はありませんか?
SNSなどで広く知られている「イエベ(イエローベース)」「ブルベ(ブルーベース)」という言葉。実はこれ、色を構成する要素のほんの一部分に過ぎません。
🎨 1. イエベ・ブルベは色の「色相」のこと

「イエベ・ブルベとは、色みの性質である「色相」をグループ分けしたものです。
色の性質を順に並べて輪にした「色相環」の中で、
黄みに近いグループを「イエベ(イエローベース)」
青みに近いグループを「ブルベ(ブルーベース)」
と呼びます。

つまり、イエベ・ブルベは「色の方向性(イエロー寄りの赤か、ブルー寄りの赤かなど)」を表しているだけで、色のすべてを決めているわけではありません。
📖 2. 色を形づくる「四つの属性」とは?
色には、大きく分けて3つの属性があります。
- 色相(しきそう): 赤・青・黄などの色みの性質
- 明度(めいど): 色の明るさの度合い
- 彩度(さいど): 色の鮮やかさの度合い
さらにパーソナルカラーの分野では、ここに「清濁(せいだく)」という4つ目の属性を加えます。
清濁とは、澄んだクリアな色か、スモーキーでくすんだ色かという「濁りの度合い」のことです。
(※「清濁」を独立した属性として扱うか、他の指標に含めるかは、日本パーソナルカラー協会(JPCA)など提唱している団体や流派によって異なります)
💡 3. 1つの属性にとらわれず、4つのバランスを見ることが大切
「イエベ春と診断されたのに、なぜかこのイエベの服が似合わない…」
そんなときは、イエベ・ブルベ(色相)以外の要素——例えば
- 明るさ(明度)
- 鮮やかさ(彩度)
- くすみ具合(清濁)
があなたの得意な領域とズレているのかもしれません。
ひとつの属性だけに振り回されず、4つの属性をバランスよく見て「なぜこの色がしっくりくるのか(来ないのか)」を理由(ロジック)で導き出すことが、似合う色や魅せるブランディングカラーを見つける一番の近道です。
まとめ
資格を取ったり事業の準備を進めたりする中で、デザインや見せ方の「色選び」に迷ったときは、ぜひこの「4つの属性」を思い出してみてくださいね。
当スタジオでは、感覚に頼らないロジカルな色彩心理とブランディングのご提案を行っています。
