こんにちは。
いたみけいこです。
閲覧いただきありがとうございます。
当スタジオは小さめな企業様、個人事業主様にご覧いただく機会が多いとともに、
これから個人で仕事をしてみたいといった方にもよくご覧いただいています。
そんな中で、こんなことを考えている方はいらっしゃいませんか。
おうちでサロンを始めたい!
自宅で仕事をしてみたい!
でも難しいのでは?
サロンの業種にもよりますが、例えばネイルサロンのような業種でしたら
基本的には「開業届」を提出すれば営業を開始することができます。
そして年に一度、2〜3月に「確定申告」が必要です。
ここではサロンや個人事業主として活動を始める際の
開業届と確定申告についてお話しします。
開業届は国税庁のホームページか最寄りの税務署にあります。
[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
最寄りの税務署は国税庁のホームページのトップページから検索できます。
https://www.nta.go.jp/
開業1ヶ月以内に届出するという決まりがありますが、
この期間を過ぎてしまっても特に罰則はありません。
とはいえ、
「これから仕事をしていくぞ!」
という決意にもつながりますので、時間のあるうちに早めに提出することをおすすめします。
毎年2〜3月あたりに行われる確定申告ですが、確定申告には2種類あります。
手続きがシンプルな「白色申告」と、
事前に申請が必要で確定申告時に必要書類も多い「青色申告」です。
青色申告は手間がかかりますが、
最大で65万円を所得から差し引いて税金を少なくすることができる
というメリットがあります。
他にもメリットはありますがここでは割愛します。
まだ仕事が少ないうちはそれほど手続きが大変ということもありませんし、
そこまで忙しいのであれば収入もあると思いますので外部にお願いする、という選択肢もあると思います。
そのため、どちらにするか迷ったのであればこの開業のタイミングで「青色申告承認申請書」も提出しておくことをおすすめします。
[手続名]所得税の青色申告承認申請手続
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
業種によっては更に届出が必要になります。
一部をご紹介します。
美容所開設届出書
美容師免許
食品営業許可
食品衛生責任者
飲食店営業許可申請
動物取扱責任者
古物商許可申請書
・・・などなど。
業種によって様々なのですね。
事前にどんな届出や免許が必要か、調べてから開業しましょう。
最近は確定申告も郵送・ネット・スマホ・確定申告ソフトと色々な方法で行うことができます。
便利にはなっているものの、税金や経費については専門知識が必要なこともあります。
わからないことがあるときや不安な時は、相談しましょう。
相談窓口は最寄りの税務署です。
国税局電話相談センターという窓口もあるようです。
聴覚障害者の方にはメールでも相談できます。
確定申告については期限日に近づくと混みますので、
時間に余裕を持っての手続きをおすすめします。