こんにちは。
いたみけいこです。
起業する際、サービスの内容を考えるには早い段階で「ペルソナ設定」をしましょう。
ペルソナ設定とは、マーケティング用語で架空のユーザー像のことです。
もっとはっきりいうと、「サロンにきてほしいお客様像」です。
サービスを考える上で、やりたいことをどんどんサービスにしていく
情熱的なやり方も個人的には大好きなのですが(笑)
後で見返したときに軸のないものになってしまいがちです。
そのため、あらかじめ「ペルソナ設定」という架空のユーザー像を設定することで、
一貫して「彼、彼女に喜んでもらうという軸を作る」という意図があります。
そして、その軸を他のメンバーとも共有しやすくなる効果もあります。
早速作ってみましょう。
ペルソナを作る際には以下の人で作り方が若干違います。
・すでに顧客がいる人
と
・新規に顧客を獲得していきたい人
です。
すでに顧客がいる人の場合は、
できる限り該当するお客様の情報を会話から聞き出し、
まとめていく方法が良いでしょう。
全くの新規の場合は、顧客になってほしい人物像を身の回りから探し、その方の特徴を暫定的にまとめていく方法がやりやすいかと思います。
例えば、A子さんみたいな人に来てほしいな、と思える人がいたら、
A子さんの職業や趣味、行動記録などを記入しておくのです。
全くの空想で作ってしまうと、ズレが大きくなります。
架空のユーザー像であっても実在する人物を元にした方が、精度の高いものになります。
氏名
性別
年齢
居住区
勤務地
職業
学歴
年収
家族構成
趣味
よくいく場所
好きなメディア
SNS
使用デバイス
好きなブランド
好きな化粧品メーカー
平日の過ごし方
休日の過ごし方
課題・悩み
チャレンジしていること
チャレンジしたいこと
価値観
例えばこのような感じです。
シートに記入すると以下のようになります。
項目は業種によって変えていきましょう。
上記のテンプレートを置いておくので、よろしければご利用ください。
エクセルファイルです。
再配布はご遠慮ください。誰かに教えたいときはこちらのURLを教えてくださるといたみは喜びます。
ダウンロードに伴うトラブルは自己責任でお願いします。
初めて作るときはある程度暫定的に作るかと思います。
お客様が増えてきたら、お客様をみて、情報をアップデートしていきましょう。
そうすることで、最初にあった仮定の部分の「ズレ」が修正されていき、精度の高いものとなっていくでしょう。
サービス内容を考えていると行き詰まってしまったり、本当に求められるものがわからなくなってきてしまったりすることがあります。
しかしそんなときはペルソナ設定を見返してみて、
ペルソナのよくいく場所に行ってみたり、好きなブランドやメディアをチェックしてみたりして、
お客様の目線になってみると新しいアイデアが浮かんでくることもあります。
ぜひペルソナ設定をしてみてくださいね。